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| 店主自ら設計した内装は、厨房が見渡せる開放的な空間! |
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| 肉厚の焼鶏がドシリと盛られる「とりそば」 |
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| 弾力抜群の焼鶏は、噛むとジューシーな肉汁がじゅわっと口に広がります。 |
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| お客様にくつろいで食事を楽しんでもらう空間をつくることが、私の生きがいです。 |
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「しっかり」が店の味、サービス、そしてこだわりであるラーメン店「嚆矢」(こうし)。中国史通であり、職人魂を誇る店主柴田さんが店を開いたのは2004年6月、東京経堂にある「はるばるてい」の“お酒を嗜みながらラーメンを戴く”、その味と雰囲気に魅了されたのがきっかけです。
「お客様がくつろいで楽しめるお店」を信念に、設計士の経歴をもつ店主が自らこだわり設計した内装は、「店主から客席が見渡せる厨房」でした。それは同時に、客席からも裏方が隅まで見える造りになっており、常連さんから「厨房が奥まで丸見えだぞ」とつっこまれることもしばしば。「まぁ、お客様に隠すこともないので、開放的になれていいですよ」とおっしゃる店内は、清潔感に溢れており、店主との距離も心地よく安心できます。
注文したラーメンは、とりそば。香ばしく照りよく焼かれた鶏もも肉が1枚、ドンッと麺の上にのります。ジューシーであり、しっかりとした歯ごたえとボリュームが、トッピングとはいわせぬ主役級の具材となっています。
スープは、上品で豊潤な味わい。営業時間以上に仕込みに時間を費やすというスープは、肉系では鶏ガラとゲンコツ(豚の大腿骨)、魚系では15種類はブレンドしたものをベースとしており、その味に常連さんは「何が入っているのか一口食べても、何度食べてもわからない、摩訶不思議な旨みに虜となる」と言葉を漏らします。なかでも極めつけは煮干で、通常ラーメンには使われない料亭向きの高級煮干も含まれます。とことんこだわりしっかり味わえるスープは無添加で、素材から染み出る旨みのピーキー(F1用語で頂点)を狙い日々研究しているそうです。
麺は粉を生かし、かん水を極力控えた中細ちぢれ麺。スープの味を崩さぬ味と香りです。弾力ある歯ごたえが、スルスル喉を通すのではなく、しっかり食べツルリと喉を通すことを促します。
「嚆矢」では、常連さんはお酒を楽しみながらつまみを食し、最後に1杯のラーメンで締めることを夜の過ごし方とし、ともに会話を楽しむご主人の喜びでもあります。常時、日本酒・焼酎、それぞれ10銘柄以上バラエティ豊かに取り揃えられた1杯は500円で、裏メニューの希少な銘柄も、入手されているとか。次回「嚆矢」を訪れる時には、陽気な店主と愉快な会話をはさみつつ、美味い酒とラーメンに舌鼓を打っていることでしょう。
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